EGO-WRAPPIN'/On the Rocks!

前作『merry meryy』でしばらく続いておりました"JAZZ"路線にピリオドを打ちまして、『色彩のブルース』
からのファンをズッコケさせました(笑)EGO-WRAPPIN'のニューアルバムございます。思えば、ライブで
定番の名曲『a love song』なんてROCK STEADYですし、『くちばしにチェリー』なんてスカなんですけど
ねぇ(笑)PVが流れまくっております『Mother Ship』はライブで盛り上がること必死なアッパーチューンで
ございます。『The Ruling Class』はロカビリーでございまして、よっちゃんの歌い方も面白いですねぇ。
全体的にはミドルテンポの曲が多く多少地味な印象を受けるかもしれませんが、アルバムとしてのまとまりは
前作よりあります。個人的には『ロッテンマリー』や『inner bell』のようなゆったりとした曲が好きですねぇ♪
『旅先案内人』のイントロではカンタベリーの匂いがしますねぇ。前作の『Dog Smokie』でも思いましたが、
マシーンファミリー好きそうですね♪『レモン』は…し、渋谷系？(←死語(笑))

レミオロメン/HORIZON

1、2曲目と超さわやか～な曲がきたと思いきや、Tr3『プログラム』では重いテーマと楽曲で緩急自在な
感じの本作でございます。前2作でのパーソナルなことを歌っていたかのような歌詞は観念的になり、内容
の範囲もぐ～んと広がりまして多くの人に訴えかけるかのようです。『HORIZON』＝"水平線・地平線"と
名づけられました本作でございますが、アルバムジャケットの"青"そのまま。青空の抜けるような爽やかさが
際立っておりますねぇ。未来を想起させる歌詞が多く、今を模索する彼らそのままの姿なのかもしれません。
おそらくこのアルバムで答えは出ていないのではないのでしょうか？次が勝負作となりそうです。
感心しましたのは曲順でして、最後に『粉雪』を持ってきたら凡庸なアルバムになってしまったかもしれま
せんが、新たな名曲『流星』が最後を飾ってくれます♪

smorgas/chosen from '99-'06

昨年の"SENSHO1500(Gr)"さんに続きまして、"河辺真(B)"さんまで抜けて3人ぽっちになってしまい
ましたsmorgasのベストアルバムでございます。新曲はありませんで曲も年代順に並んでおりますだけ
ですが、初期での"あらきゆうこ"さんのキレのある「スタン！スタン！」ドラムと"池田智恵子"さんの重い
「ドカ！ドカ！」ドラムの聴き比べができますねぇ(爆)
圧巻はオマケ(のはず)のDVDでございまして、なんと150分に全PVと要所要所のライブ映像が満載で
ございます！とにかく、コア系ミクスチャーの最重要バンドでございますので、新たなメンバーを見つけて
なんとかガンバッテいただきたいものです…
PS:ゆうこさん…セッションドラマーなんて勿体ないッスよぉ！(＞＜)