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2006年10月22日

スペースシャワー列伝~雷弾(イカズチダマ)の宴~@Shibuya O-nest 2006年10月13日(金) ~完全版~

書きかけございました「スペシャ列伝~雷弾~」でございますが、ミドリも多少追記などいたしましたので、
完全版として改めて掲載することに致しました。


13日の金曜日(笑)になりますが、O-nestにてスペシャ列伝に参加してまいりました…もの凄い光景を目に
してしまいました…

後藤まりこ、恐るべし!!!


てことで(笑)O-nestは始めてですが…って、今年からいい年ぶっこいてライブに多数参加しております
ので、どこもかしこも始めてだらけなのですが(爆)、ちっちゃ!!(笑)ステージは横に広いですが、フロアー
はシェルター並ですねぇ。つーか、入った途端に目の当たりにしたのは、みんなが床に体育座り(笑)ま、
立って待つのは大変ですからねぇ(笑)

とりあえずは、出演バンドの公式サイト。DOES/ミドリ/9mm Parabellum Bullet/STAN


てことで、まずは"DOES"でございます。演奏上手いですし、私は好みの音で好印象なのですが…
あまりにも他のバンドと違い過ぎますのか、盛り上がりはイマイチでございました。残念でございます。
最後に演奏した、9月6日に発売されたシングルの『明日はくるのか』でやっと勢いがついた感じで(笑)
MCで「九州ツアーから4連ちゃんだから優しくしてくれ」と、切ないながらも笑いは取れておりました(爆)
印象はグランジ入った民生って感じでしょうか?声質もわりと似ておりますしね。このバンドは同じ新人
でしたら"NICO Touches the Walls"と見たいですねぇ。


ミドリ、セットリスト(ハジメ(piano)のブログから転載)
1.わっしょい
2.ロマンティック夏モード
3.おサル
4.愛のうた
5.獄衣
6.あんたは誰や
7.POP

さてお次でございますが…"ミドリ"です…こんな凄まじい光景はまったくもって見たことございません。
まずは、セッティングから。DOES終演後、メンバーがわらわら出てきまして楽器の組み立てとセッティ
ング。"後藤まりこ"も赤い大きめのTシャツ(?ちょっち裾が広がり気味)にジャージのパンツといった格
好で、シールドを一生懸命ひたむきに伸ばしておりました。知らない人はスタッフだと思ったことでしょう。
で、"後藤まりこ"は一旦引っ込んで、他の3人はセッティングの続きでございます。全て完了したようで、
ドラムの"小銭喜剛"が「さぁぁぁ!ミドリが始まりますよぉぉぉぉ!!!」的な気合の掛け声を発し、1曲
目は『わっしょい』から。"後藤まりこ"登場!いつもの通り超ミニセーラー服に裸足の右足、ルーズソック
スの左足(笑)すかさず右手のPAスピーカーによじのぼり、「キッ!」とフロアを睨み付けるやダイブ!!!
下向きにセットされたマイクを下からしゃぶるように(!?)歌う独特のスタイルで、ギターを掻き鳴らし曲の
終盤にはデス声で叫びまくります。狂乱の『ロマンティック夏モード』が終わって、ピアノの"ハジメ"と一緒
にエレピの後ろ側から猫踏んじゃった。しかし、後藤まりこはズンチャカやってるだけで、メロディーは
ハジメが弾いておりますが(笑)猫踏んじゃったのままMCでございますが、な~んかおかしいと思って
おりましたら、ベースの"劔樹人"は体調が思わしくないらしくサポートが入っておりましたが、”松崎ナオ"
バンドの方らしく、なんと!ナオさん本人も会場にいらしているとのこと!?ミドリ終了後別の場所でライブを
なさるそうで。嗚呼、すれ違い(謎)

途中までは不敵な笑顔をうかべながら暴れ狂っていた"後藤まりこ"ですが、フロアに突進してきてからは
急変!!ひたすらフロア中央で歌い続け倒れこみ、曲が終わったら倒れこんだまま「行け!行け!!」
と、『あんたは誰や』へ。カメラスタッフからカメラを奪い取り、何故かそこにあった(笑)脚立に登ってフロアー
の我々を映します。カメラを返し、顔が見えた時には泣き顔になっておりました。「あんたは誰や」が途中
から「あんたら誰や」に変わって、「愛してる!愛してる!」と連呼。「ほんまは来たくなかったんや…でも、
あんたらが待ってるから…愛してるで!!!」と感情を爆発させます。泣きながらステージに戻り、バス
ドラに登って『POP』曲の途中まで左手で目を覆い隠しながら歌っておりましたねぇ。曲のラストではシン
バルをスタンドごと持ち上げて叩きまくります!そして、歌い終わってから再びフロアーに降りたと思った
ら、なんとそのまま入り口から出て行ってしまいました…すぐ楽屋に戻れたのでしょうか?(笑)
いや~この人、そーとーなトラウマ持ちっぽいですねぇ。声質、たたずまいは林檎姫っぽですが、中身は
活動停止前のCoccoのような感じですねぇ…なんかイヤな予感が…いかんいかん( ̄- ̄;

ちなみに、曲調は激しいフリーJAZZのような感じでございます。"ハジメ"はジャージ姿でございまして、
背中に『アキバ系』とプリントされておりました(笑)"小銭喜剛"は上半身まっぱでございました。

それと、余談ではございますが、ミドリ初見の方々(特に女の子)が「ヤバイ!ヤバイ!」を連呼されて
おりました☆それと…後藤まりこ、フロアー突進は2度ありましたが、2度目(泣き出した時)に肘鉄くらい
ました(爆)嗚呼、し・あ・わ・せ・♪(←え?)


さーて、ミドリですでに凄まじい状況になってしまっておりますが、9mm Parabellum Bulletが更に
火に油を注ぎました!濃密で緻密な轟音の世界は、若手では"凛として時雨"とタメをはるくらいでは
ないでしょうか?4人からほとばしります轟音の塊が、フロアーを叩きのめすかのように降り注いでまいり
ます。えー…実は、ミドリより9mmの方が遥かに冷静に見れておりませんで、凄かった以外の印象が
ございません(爆)記憶も完全にどこかに落としてきてしまっておりますので、漫然とした感想ですが…
CDで聴きますと少々大人し目でした2nd.からの曲も、見違えるほどカッチョ良く思えました。CDにライブ
のエッセンスをもう少しでも加えられたらなぁ。って感じが残念なところでしょうか?

…嗚呼、感想にすらなってないですね( ̄- ̄;


さてSTANですが…J以前、APANのBBSでお勧めしてる方がおりまして、試聴してみましたがイマイチ
理解出来ず。M-ON!の生放送ライブで見ましたが、やはりダメ(ちなみに、時雨はこのライブが決定打と
なって好きになりました(笑))。で、新曲のPVもちらほら見ますが、「う~ん」って感じでこの生で聴いて
ダメなら私には合わないな。と、思っておりましたて、やはりダメでした(爆)さてライブの印象ですが、(各々
のバンドの)ファンは全部のバンドの中で一番盛り上がってたようでしたが、他のバンドのファンとの温度
差があり過ぎまして、ちょっちバンドとファンの間の世界観が出来上がり過ぎてて閉鎖的な感じでしたか
ねぇ~?この感じを突き破らないとキビシイかも…あと、ボーカルの人がMCで「他のバンドが濃すぎて、
STANが普通に見える。終わったら反省会だな(笑)」と、言っておりましたて、結構本気で落ち込んでた
ようです(笑)それでも、かなり独特の世界観等は評価出来ますので、ガンバッテいただきたいです☆


最後に…ミドリからベースの"劔樹人"が結局脱退してしまいました。あまり健康状態が思わしくないよう
ですので心配でございます。早期の回復を祈りつつ、これからの活躍に期待いたしましょう。

投稿者 r_suezou : 2006年10月22日 22:12 | 音楽の戯言 | LIVEレポート

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